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自転車で会社へ通勤する人のことを「自転車ツーキニスト」と呼ぶことは、結構知れらてきたような気もします。
その自転車ツーキニストを会社をあげて支援する取組がじわじわと浸透しているようです。
愛知県にある自動車部品製造会社の「デンソー」の導入しているシステムは、「DECOポン」と呼ばれ、
自転車で2.5キロ以上を通勤するごとに、月に20点ポイントがたまっていく仕組みで、
貯まったポイントで、有機農産物などと交換できるそうです。(費用は会社が負担)
本来は自動車を推進するはずの会社が自転車通勤を全面に押し出すという面でも注目に値しますね。
会社が「DECOポン」の制度を導入してから1年あまりで、自転車通勤者は約1000人と徐々に増加しているそうです。
導入の結果、注目のCO2(二酸化炭素)の排出は、年間で24000キロも抑制できたという試算もあるそうです。
CO2の抑制だけなく、周辺道路の渋滞緩和にもつなげることができるとのこと。
通勤の際の事故、そして走行マナーにさえ気をつければ、良いことづくめのような気もします。
全国でも自転車通勤を推進する企業や自治体もでていて、名古屋市役所では、自転車通勤手当なるものを支給しているとか。
今後の全国の取り組みに注目したいところです。
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